身幅が広い昔着物の着こなし術

ちなみに、身幅が広い昔着物があったとしたら、
それは下前の端を脇のところで折り返して、
着用できますので、なんら問題はありません。
ただしあまりに広すぎるような場合は、
もたつきすぎて歩けないということになってもいけないので、
羽織ってみて前あわせを確認してください。
今までに習った着付けの仕方から、
ちょっと余裕をもたせた考え方にかえていけば、
昔着物の少し小さいものまで、
いくつも着こなしていけると思います。
裄の長さは、少しでも長く見せようとするなら、
衿幅を多めに出し(広衿の場合)、
半衿もいつもより多めに出すようにすると、
それで2〜3センチは裄が長く出せるはずです。
お母様やおばあ様から譲られたもので、
小さいから着られないと思っていたものがあるなら、
ぜひ上記のような点を参考にされて、
お召しになってみてください。
お直し、お仕立て直しまでしなくても、
着られるものがあるかもしれません。
昔着物には、魅力的な柄、色彩の、
美しい着物が多いです。
もちろん帯も、同じく、現代にはみられないような、
美しいものが沢山あります。
できれば着物と帯の作られた時代があっているといいですね。
色彩の調和がうまくとれます。
昔着物の中には、
今の時代に見ても、とてもモダンな雰囲気のものもあります。
どうか、気に入った昔着物があれば、
そのままの着物を大いに楽しんで、
お召しになってみてくださいね。

<作者紹介>
著者:きらこよしえ
職業: お気軽着物生活コーディネーター
   よしえ着物教室主宰(着付け師範)
   リサイクル着物のつむぎや運営 http://www.a-cre.net/tumugiyatop.html


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